入口 > 日記 > 熱中症の切ない思い出

熱中症の切ない思い出

久々に寝坊しまして。
平日にですね。
仕事100%の日にですね。
世間では「社長出勤」などと言われてますが
それはあくまで大企業であって
うちなんぞのミクロ企業にはあってはならん忌々しき事態なんですよね。
いや、うちの犬が最近ボケてきて
夜中に鳴くんですね。
普段は嫁さんが介護してくれてるんで
たまには私があやして寝付かせねばと
鳴いては起きあやし鳴いては起きあやし
をエンドレスしてたら、だんだん窓の外が白んできて
時計見たら5時になってて
これもう寝たら絶対起きれんパターンのやつじゃん。
って思って、今日は工事かかりの最初で
大工さんが会社に来て色々打合せせんといけんし
これもう絶対寝たらあかんパターンのやつじゃん。
って思ってたんですけど
「ワンワン!」「よしよし」「ワンワン!」「よしよし」
の「ワンワン!」がだんだん小さく遠く聞こえてきて
「ワンワン!ワンワン!・・・。」








おやすみワン・・・。


目が覚めたら9時30分で
焦りましたね。
私が一人爆睡している家のインターホンを何回も押した寺岡君は
私が 死んだ と思ったらしいし
それ聞いて、「孤独死」ってこんな感じなんだろうな・・・
とかしみじみなりましたからね。
でも、私が死ぬ時というか
私の死に方はですね
いつも言ってますが

●ティファニーの太ももで首絞められて窒息死

ですから。


ブログ書きます。



にしても暑いな。

というわけで今日は 

●熱中症には気を付けましょう

をテーマとした、2年ほど前のことですが、ためになるお話です。



D君から

O君が熱中症で入院した

というショッキングなニュースを聞き。
昼からの

●雑誌の取材
●グラビア撮影
●握手会

等のスケジュールを全てキャンセルし
お見舞いに行くことにしたんですね。
で、この話を聞いた寺岡君が
きび団子もあげないのに

「わたしもおともさせてください。」

「よかろう。」

二人で
「死に急ぐな!人生はまだ長い!」
の狼煙をかかげ病院へと向かったわけです。
途中寄ったコンビニで寺岡君が
「何か買っていきます?」
と私に問うてきたので
「もう決まっとる。」
と答えました。
お見舞い・病室・成人男性一人
このキーワードをまとめると
出てくる答えはひとつです。

エロ本

これは、過去の私の経験から導き出されたもので
高校時代、弓道部に所属していた時
講師として教えに来てくれていたTさんて人がいまして
この人、お坊さんでして
夏休みとかお寺の掃除をさせられたりいやさせていただいたりしたんですが
そのTさんが怪我で入院されたんですね。
で、お見舞いだ!お見舞いだ!
と、後輩2人連れて行ったわけです。
そこで、私がお見舞いにチョイスしたのが

エロ本 だったのです。

「先輩!それホントに持っていくんですか!」
「アホか。お坊さんゆーてもやっぱ男じゃん。」
本音は、
お前何考えとるんな!
みたいなTさんのドッキリ顔が見たかったのですが
実際、お見舞いを渡すとあわてて布団の中に隠し
辺りをキョロキョロされて

大成功。

しばらくして、Tさんが退院され、練習中の私たちのところへ来られました。
そして、一段落したあと

「山下!ちょっと来い!」

と、部員から少し離れた場所へ私を呼びました。

矢で突かれる。

そんな身の危険も感じましたが
Tさんは一言こう言われました。




お前のお見舞いが一番えかったぞ。




この経験が今回も私にエロ本の購入というシナリオを描かせたのです。
で、微動だにすることなく
日本経済新聞を買うかのごとく
凛とした姿勢で
威風堂々と

エロ本を購入しました。

補助的役割として2本のペットボトルと共に。

で、エロ本ですが、当然、寺岡君に手渡されるわけです。
普通にナイロン袋に入ってますから
ポジショニングによって中身が確認できてしまいます。
ですから、寺岡君に手渡されるわけです。

病院の入口まできた時
偶然にも寺岡君の知り合いのFさんとご対面となりました。
同じ病院に入院されたそうで
娘さんが2人付き添われてました。
少しの立ち話のあと、娘さん2人が帰られました。
すると寺岡君が

「慌ててエロ本を左脇に隠しましたよ。」

と、教えてくれたんですけど
残念でなりませんでした。
もし、私がそのことに気付いていたなら

「あれ、寺岡君、何脇にはさんどるん?」

って言ってたのに。
Fさんと別れ、私とエロ本を左脇にはさんだ寺岡君は受付へ進みました。
エロ本を左脇にはさんだ寺岡君が
受付の女性にO君の病室を確認。
エロ本を左脇にはさんだ寺岡君と私は
少しの間待たされ、
エロ本を左脇にはさんだ寺岡君と私のもとへ
再び女性が戻ってきて一言

「今日、退院されてますね。」

エロ本を左脇にはさんだ寺岡君と私は一瞬呆然となりましたが
エロ本を左脇にはさんだ寺岡君と私はすぐに正気を取り戻し

「ありがとうございました。」

と、病院を後にしました。

で、帰りの車の中で
エロ本を左脇にはさんでいた寺岡君が

「エロ本どうしますか?」

と、私に問うてきました。

「寺岡君にあげるよ。」

「いりません。」

「オレもいらんし。」

「Oさんの家のポストに入れときますか?」

「いや、それじゃ意味がないわ。普通に渡すのと変わらんじゃん。
 お見舞い・病室・の設定ではじめて生きてくるんよ。」

「どうします?」

エロ本を左脇にはさんでいた寺岡君と私はエロ本の行く末を定めきれずにいました。

しかし、私に名案が浮かんだのでした。







返品しよう。




さっき買ったばかりのコンビニへ返品しよう。
レシートはある。
このエロ本が有効に活用される選択肢はまだ無数にこの世界に存在するはずだ。
ならばこの方法が一番健全であるに違いない。

「寺岡君いってきて。」

「いやです。」

「返金された650円あげるけ~・・・。いってきて。」

「いやです。」

この会話だけとると
私が返品するのが恥ずかしいので
エロ本を左脇にはさんでいた寺岡君に
パワハラで行かそうとしている。
と、思われがちですが、違うのです。
もっと深いのです。

充実した人生とはなんぞや?

それは、お金をたくさん稼いだではない

それは、どれだけ多くの経験をしたかである。

そうです。私はエロ本を左脇にはさんでいた寺岡君に
充実した人生を送ってもらいたい。
その一念だったのです。


ですが~


この平行線は終わりそうにないなと思い

「わかった。ジャンケンしょ。最初はグーな。」



負けました。

エロ本寺岡君に負けました。
エロ本を片手にコンビニへ入ろうとしましたが、

「ちょっと待とう。お客が多すぎる。」

少し待ってからいざ入店。

紳士的な態度で落ち着いた口調で

「あの~これ返品したいんですけど。」

袋から中身を取り出す店員のおばさん。
すぐ後ろでじっと見守るエロ寺岡君。
店長らしき人へ確認に行くおばさん。
了解を得たらしくレシートへ何やらメモるおばさん。
すぐ後ろでじっと見守るエロ君。

「お見舞いで買っていったら、退院してて(笑)・・・。」








完全無視でした。





めっちゃ恥ずかしかった!








というわけで、熱中症には気を付けましょう。



関連記事
2016-07-24