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塀と川と私

Y君が
この私に
私みたいな人間に
「家、お願いします!」
って言ってきて
「ほんまにええの?」
って聞いたんですけど、決心にブレは無く
させてもらうことになりまして、土地見に行ったんですね。
待ち合わせの場所から近いということで
そこから歩いて行ったんですが、途中で下記のような場所に遭遇しまして





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もうお分かりだと思いますが
今の私は

「川の塀コンプレックス」略して「ヘイコン」じゃないですか。

Y君には何気なく春の色を装いはじめたありふれた川の塀にしか見えていなくても
私には クッパ大王 にしか見えないわけで
すんなりと通り過ぎる事はできないのです。
ただ、バイクが落ちているわけではないので
この前と状況は違いますから、この宿敵とバトる方法は一つであり、それは


「飛ぶ」


です。

で、Y君に家の話しながらの流れをシャットダウンし唐突に

「これ、飛べると思わん?」
「はっ?無理でしょ。怪我しますよ。社長何いきなり言ってるんです?」
「いや、飛べそうな気がする。」
「いや、無理ですって!その発想がすごいわ!」

確かに微妙な距離なんですね。
イケそうでイケなさそうなでもイケそうな距離。
Y君は思ったはずです。開脚ピーンを知らないY君はこう思ったはずです。

何故飛ぶのか?

あの時、そう尋ねられてたらきっとこう答えていたでしょう。

「そこに塀があるから。」

でも、そんな心境の私をY君が説得してですね
とりあえず土地見に行きましょう。って結論になり行ったんですけど
その帰り道 当然 クッパの横通ることになるじゃないですか
聞こえるわけです。

「自分、逃げんの?」

立ち止まった私はY君に

「やっぱ飛べるって。」
「いや、怪我しますって。」
「いや、飛べるって。」
「無理ですって。」

という会話の並走に私が振ったチェッカーフラッグが

「シュミレーションしよ。」

ちょうど、橋が1本かかっており
その上で飛べるか試してみたらええじゃんという案を出しました。
メジャーで川の巾計ったら 2.2M あったんですけど
状況が





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なもんで、助走ができないというアゲインストな風が吹いてるんですが
凧が勢いを増し天空へ舞い上がるのはアゲインストな風に向かっている時
なんで
ある意味これはアゲインストでもあるがフォローでもある
と無理矢理自身に言い聞かせ
橋の上に置かれた2.2Mの長さを保持したメジャーの横で
両足揃え両手を前後に大きく振りながら呼吸を整えました。

で、息止めて 飛びました。

着地の瞬間足元見たら10㎝ほどの余裕を残しているのが確認できました。
で、その勢いで四つん這いで前へ手をつきながら進みながら思ったのは
まだまだイケるじゃん。45でもイケてるじゃん。久々のこの達成感ええわ~。
クールダウンしながら立上り振り返ってY君に歓喜の声を上げました。

「飛べたじゃん!!」

「いや、社長、飛べてもそのあと・・・」




塀で顔面強打してますよ。





「そうじゃな。やめとこやめとこ。」



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2017-03-26