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ロウソク問題に学ぶ

「アイディア」って、ふと ひらめく ものだと思うのですが
トイレの中とか、散歩しててとか、布団の中でウトウトしてるときとか。
そんな「アイディア」を強制的に出しなさいという季節が
大寒波の中訪れまして、例の

私のアイディア です。

現場での施工改善につながる提案の募集です。
マニュアルやレシピの無いこの課題に、他業者の人たちは苦労しているわけですが
個人的にはこれ好きなんで、真冬でも袖まくり上げて取り組んでます。
私ぐらいのレベルになると、普段から思いついた事すぐに
頭にアップロードしてますから、苦にはなりませんから。

今回は何周年記念とかで、最優秀賞には30万円というニンジンがぶら下がっておりました。
これ、「ロウソク問題」の視点から言うと大きな過ちを犯してるんですよね。




ロウソク問題

ドゥンカーという人がこんな実験をしました。




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「ロウソクの蝋がテーブルに垂れないよう壁にロウソクを取り付けてください。」


実験に参加した人達は、なかなか正解に辿り着けない。

次に同じアイテムで少し形を変えて同じような質問をしました。




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「ロウソクの蝋がテーブルに垂れないよう壁にロウソクを取り付けてください。」

みんな簡単に正解に辿り着く。


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この実験で問題が解けない理由は「機能的固着」によるものだ。となったそうです。

ふむふむですよね。



それからしばらくして
グラッグスバーグという人がこの問題を二つのグループに行いました。
一つのグループ(A)には、「正解に辿り着けるまでの平均値が知りたい。」と伝え。
もう一つのグループ(B)には、「早く解けたら5ドル、1番には20ドルの報酬を与える。」
最初は画鋲が箱に入った絵を見せて行いました。
結果は無報酬のAグループの方が早かったそうです。
次に箱から画鋲を出した絵で同じ条件で実験してみると
Bの方が早かったそうです。
この実験でクリエイティブな発想の転換を要する問題には、
「報酬」というアイテムは、かえって邪魔モノ。

ふむふむふむふむ。ですよね。

ですから、賞金30万円とかエサちらつかしちゃダメなんですよ。
このこと踏まえて、私



30万て! 何に使う?


って無心で取り組みましたからね。

で、工事現場って世の中のイベントと無縁で
3Kだの言われてなお疎外されてて、ここはメンタル大事なとこだろ。
もっこり感 違った ほっこり感必要だろ。
ということで、現場でクリスマス気分味わえるアイディア



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サンタクコーン



これは、第三者である通行人にも好印象を与えることができます。
この現場シャレてんな。です。

他に、脚立を緑のマスキングテープでデコって

「キャタツリー」

も提出しましたが、さして相手にされず、
高評価だったのが、PDF図面に各仕様の詳細をリンク貼ってわかりやすくした

「リンク・見る~きっと見る~♪」

だったのが、残念でなりません。



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2018-02-25